観光などで訪れたことがあるかもしれません。きれいな街だ。経済発展の著しい国だ。平和な国だ。
そんなイメージを普通の人はもっています。実際にシンガポールに言ったことのある人も、そのように思うのが普通でしょう。
シンガポール人の多くでさえ、そのように思っています。
しかし、実はシンガポールほど表と裏が全然違う国はないともいわれているのです。
まず、シンガポールは何十年も一党独裁状態であり、メディアを政府が牛耳っています。さらに、国民には表現の自由が事実上奪われています。
これがどれほど深刻な問題かわかりますか。
テレビなどの放送はすべて政府が管理しますから、政府に不都合なことは一切報道されません。そのため、本来非難すべきことを政府がやっていても世に伝えられることがありません。だからこそ、一党のみが何十年も与党を続けているのでしょう。
こんな状況はおかしい!と非難する国民が当然出てきます。憲法を勉強した法律家などです。
しかし、政府を批判するようなビラを配ったり、演説をしたりすれば一間の終わりです。秘密警察といわれる政府の組織によってたちまち捕まえられてしまうのです。これを法律が認めているのです。
介護制度も十分でなく、多くの高齢者はとても困っています。
輝かしい経済発展の裏にこのような現実があったのです。
にもかかわらず、シンガポール人の大半はそんなことは自分に関係ないと、知らん顔をしているそうです。
政府に対する無関心、一党の事実上の独裁、政府への批判の禁止。
実はこれ、日本にもある程度当てはまるものではないでしょうか。
若者をはじめとする投票率の低下、最近やっと政権交代したものの自民党の何十年もの与党の居座り、麻生元首相の家に行こうとした人が捕まえられる・・・。等、日本も高度経済成長期に、世界のトップへ躍り出た裏に、このような現実があったといえるでしょう。
ただ、幸いなことに、日本では表現の自由は保障されていますし、介護制度もある程度保障されています。自己破産の手続きも整っています。
シンガポールに対してはやはり、日本も協力して、制度を立て直すべきではないかと思われます。


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