2009年10月21日

シンガポールの表と裏

シンガポール、この国のイメージはあなたにとってどのようなものですか?

観光などで訪れたことがあるかもしれません。きれいな街だ。経済発展の著しい国だ。平和な国だ。

そんなイメージを普通の人はもっています。実際にシンガポールに言ったことのある人も、そのように思うのが普通でしょう。
シンガポール人の多くでさえ、そのように思っています。

しかし、実はシンガポールほど表と裏が全然違う国はないともいわれているのです。
まず、シンガポールは何十年も一党独裁状態であり、メディアを政府が牛耳っています。さらに、国民には表現の自由が事実上奪われています。
これがどれほど深刻な問題かわかりますか。
テレビなどの放送はすべて政府が管理しますから、政府に不都合なことは一切報道されません。そのため、本来非難すべきことを政府がやっていても世に伝えられることがありません。だからこそ、一党のみが何十年も与党を続けているのでしょう。

こんな状況はおかしい!と非難する国民が当然出てきます。憲法を勉強した法律家などです。
しかし、政府を批判するようなビラを配ったり、演説をしたりすれば一間の終わりです。秘密警察といわれる政府の組織によってたちまち捕まえられてしまうのです。これを法律が認めているのです。
介護制度も十分でなく、多くの高齢者はとても困っています。

輝かしい経済発展の裏にこのような現実があったのです。

にもかかわらず、シンガポール人の大半はそんなことは自分に関係ないと、知らん顔をしているそうです。

政府に対する無関心、一党の事実上の独裁、政府への批判の禁止。

実はこれ、日本にもある程度当てはまるものではないでしょうか。

若者をはじめとする投票率の低下、最近やっと政権交代したものの自民党の何十年もの与党の居座り、麻生元首相の家に行こうとした人が捕まえられる・・・。等、日本も高度経済成長期に、世界のトップへ躍り出た裏に、このような現実があったといえるでしょう。

ただ、幸いなことに、日本では表現の自由は保障されていますし、介護制度もある程度保障されています。自己破産の手続きも整っています。

シンガポールに対してはやはり、日本も協力して、制度を立て直すべきではないかと思われます。

ニックネーム タロウ at 10:11| Comment(61) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

自己破産のデメリットと誤った認識

自己破産をすると、たしかに一定のデメリットはあります。

たとえば、ローンやクレジットを利用できなくなる、自分の財産を自由に処分できなくなる、といったものはやや不便に思う人もいるかもしれません。

しかし、その他のデメリットというと、いたって日常生活に影響はなく、他の人に知られたりする心配もないものばかりです。

たとえば、自己破産をすると官報に掲載されることになります。
官報ってよくわからないけど、掲載されるなら、みんなにばれるじゃないか、と思われるかもしれません。

しかし、官報は一般の新聞などとは違って普通の書店には置いていません。実際に官報をみる一般人はまずみることがないものなのです。

また、市町村役場の破産名簿に記載されることとなりますが心配いりません。
これに記載するのは公的な身分証明を発行するための資料とするだけなので、いくら一般人が情報公開だとか何とか言っても、まず見ることが出来ないものなのです。
さらに言うと、面積の決定がされれば末梢されるのです。

ここで、誤解をしていらっしゃる方が多いかと思いますが、自己破産をしても家族が代わりに債務を負うなどということはありません。

おそらく、家族のだれかが保証人になっている場合に自己破産をした人のケースが、誤解を招く例として広まってしまったのでしょう。

保証人にさえなっていなければ、家族に迷惑をかけるなどということは決してないのです。

保証人の方には破産者の変わりに債務を負担してもらうことになりますし、住宅ローンを抱えている場合はマイホームを失うことになってしまいます。

これらがいやだというのであれば、なにも自己破産をせずとも、他にも民事再生や任意整理など様々な方法があるので、一度弁護士さんに相談してみるとよいですよ。
ニックネーム タロウ at 12:22| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

売春宿で暮らす子供

絶対貧困の作者石井光太さんが本の中でこんなことを書いていました。

発展途上国で家族の生活のため、借金のため、売春を余儀なくされている女性たちにとって、避妊はとても大きな問題だというのです。

日本であれば、中絶手術を比較的簡単に受けることが出来ますが、途上国、特にイスラーム諸国となると、表向きは売春も未婚者のセックスも存在しないことになっているので、独身の女性が自分の意志だけで中絶手術を受けることが、とても難しいのだそうです。

例外的に、中絶をこっそり行ってくれる病院があっても、値段が異常に高いので、まず利用できないのだそうです。その値段の高さはなんと、中絶一回につき、通常の売春婦の数年分の収入なのです。

では、多くの女性たちがどうやって対処するのかというと、もっともお金のかからない方法は、生んでしまうことだそうです。

そのため、売春宿にこどもが住んでいることもよくあるのです。

ある日、石井さんは売春宿の女性と店先で立ち話をしているときに、なにげなく、子供に売春の手伝いをさせるのは教育的に良くないのではないか、と聞いたときのことです。

そうすると、女性は本気で怒って次のように言ったそうです。

「私は、娘を絶対に売春婦にさせたくないの。だから、いま売春婦になって働いているのよ。そうすれば学校へ通わせてあげられるでしょ。たぶん、娘が大きくなれば、売春婦である私を軽蔑すると思うわ。けど、そうなってくれれば、彼女が売春婦になることはなくなるはずだわ。そうやってしっかりとした人間になってくれれば良いのよ。」


私は、これを読んだとき、目頭が熱くなりました。
自分が子供に嫌われてもいい、軽蔑されてもいい、辛い仕事を引き受けてもいい、そうやって、子供には自分とは違う道を歩ませてあげるよう示唆する、この女性のやさしさとそれに伴う心の痛みを感じたからです。

それに比べて、借金を背負っても自己破産をして人生をやり直せる、お金がなくても子供を学校に行かせてあげられる福祉制度が整っている、そんな日本がつくづく恵まれた国で、それが当たり前ではないのだなあと思ったのでした。
ニックネーム タロウ at 10:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

posted by 269g